ホラリー占星術(伝統的占星術とモダン占星術)

占星術の捉え方はいくつもあると思います。

かつて行っていた占星術の、私なりの当時の解釈です。

再開するには1年以上、学び直す必要を感じます。

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ホラリー占星術をご存知でしょうか?

ホラリー占星術をご存知でしょうか? 日本での認知度はまだまだですが,最近の新興占術ということではありません。なにしろ,1~2世紀の書物にも表されているのですから。時々,ウィリアム・リリーが17世紀に始めたたとする記述を見かけますが,けっして起こしたわけではありません。「興した」というほうが正しいでしょう。

占う条件に出生時間を必要としません。ご自身で占うのであれば,問いを最初に考えた時間や整理して具体化した時間,依頼するのであれば占星家が質問を正しく理解した瞬間を基にチャート(ホロスコープ)を作成します。

これは,いい加減な気持ちの質問ではチャートは応えてくれないということにも繋がります。興味本位の問いには難解なだけでなく支離滅裂なチャートで応える場合もあるのです。

そして鑑定の結果は質問に対して具体的です。ホラリーに適した質問を,幾つかあげてみます。

  • 恋人が出来ますか。
  • 好きな人がいます。恋愛関係になれますか。
  • 現在の彼(彼女)と結婚できますか。
  • 結婚後の関係はうまくいきますか。
  • 離婚できますか。
  • 無くした指輪は見つかりますか。
  • 印鑑をどこに置いたか忘れました。探す場所は?
  • 財産を得られますか。それは,いつごろですか。
  • 就職できますか。
  • 転職したほうがいいですか。
  • 転職か起業,どちらがいいですか。
  • 試験に合格できますか?

出生時間を使う,一般的な ネイタル占星術 には難しいと思われる,日常生活の具体的な事柄を占うには ホラリー占星術 は最適なのです。

チャートを読むこと

私に出来ることは「あなたに代わってチャートを読むこと」それだけです。ですから「癒し」のようなカウンセリングは期待しないでください。それはセラピストやカウンセラーの仕事で私のやるべきことではありません。

チャートは丁寧に解読していきます。そのぶん時間もかかります。私のスキル不足といわれればそれまでですが,数時間は必要となります。基本的に記憶には頼らず,確認しながらの作業です。そう,私の記憶の中身だけでは大したことは出来ません。稚拙でもひとつひとつ…… 時間が掛かっても間違った判断をするよりも良いと思っています。ご依頼者を数時間待たせるわけにはいきませんし,落ち着いて解読もできないゆえ,メール鑑定という方法を取っています。

逆に言えば,ホラリーで30分の対面で決論を出せる人は,よっぽどのスキルと経験を持った占星家(確かにいらっしゃいます)か,特定の技術だけを使う,もしくは特徴的な天体のみを見て判断する占星家なのかもしれません。それで良いチャートもあるのでしょうが,読み違うこともあるのかもしれません。

鑑定の手順を簡単に紹介します。

質問内容が書かれたメールを頂きます。内容を理解したらチャートを作成します。折り返し,内容の確認とチャートの作成日時をお伝えします。この時,質問内容が違うと感じたら再度メールをください。確実に把握した時点でのチャートを作り直します。

チャートを作成したあと,まずチャート自体の有効性(ラディカリティ)を確認します。そして質問者を表す天体を選び,つぎに対象となる人物や事柄を表すハウスと天体を選びます。示す天体は各々ひとつずつの場合もあるでしょうが,ほとんどの場合,複数になります。

それらの天体の位置から品位(ディグニティ)を調べ,天体同士の関わり合い(レセプション)を見ます。そして,主だった恒星との関係や,専門的になりますが,アンティシア,アスペクト,パラレル,コントラ・パラレル,セクト,天体の速度,などを確認しながら結論を導きます。

コラム:伝統的占星術とモダン占星術

08 May 2010 19:10
ずいぶん前に書いた Weblog のエントリーを,多少の加筆・修正,そして,書き下ろしの番外編を追加して,コラムとします。

記載の日付もそのままにしています。

伝統的占星術とモダン占星術(1)

08 May 2010 19:10
伝統的占星術といってピンとくる人は、占いに相当関心のある人ではないでしょうか。いま、日本で西洋占星術というと「モダン占星術」と呼ばれるものを指すことが多いと思います。

その違いを次回から少しずつ書いていこうと思います。

天体:伝統的占星術とモダン占星術(2)

08 May 2010 19:10
伝統的占星術は、モダン占星術に対して古典占星術とも呼ばれています。それではモダンと古典の違いはなんでしょう?

まず、大きく違うのは、対象とする天体が違います。

古典では「土星・木星・火星・太陽・金星・水星・月」の7つの天体が主役となります。モダンではさらに「天王星・海王星・冥王星」も主役<級>として同等に扱います。言い換えれば今後,新しい天体が見つかったり、現存する天体が主役級に躍り出るかもしれないと言うことです。

古典は目視できることが大前提で発展し、システム化されていますから、古典の技術が大幅にひっくり返ることはないでしょう。1週間が7日であることに変化がないように。

ところが「天王星・海王星・冥王星」に関しては,古典でも活用されている占星家は,たくさんいらっしゃるようです。補助的に扱う方もいれば,積極的な方も。ただし,天体の品位を重んじるならば,積極的に活用する方の占術は古典とは言い難いのかも知れません。

サイン1:伝統的占星術とモダン占星術(3)

08 May 2010 19:10
前回は、古典(伝統的)占星術と、モダン占星術の鑑定で注目する天体について書きました。今回はサインについて書いてみます。

黄道帯を12分割して、そこに位置する星座をサインと呼んだり、全体をサインと呼んだりします。360度を12分割ですから、ひとつのサインは30度となります。「牡羊・牡牛・双子・蟹・獅子・乙女・天秤・蠍・射手・山羊・水瓶・魚」のおなじみのものです。

そのサインを「火・地・風・水」の4つで分類したり、季節の「始め・中央・終わり」の3つで分類したりします。また、「昼・夜」や「男・女」で分けたりもします。

さらに、各サインは「支配星(ルーラと呼びます)」が定めてあり,「身体部位」「国」「方角」「場所」「性質や性格」「疾患」などの意味を持たせる場合があります。

意味の持たせ方に、多少の変化もあるかと思いますが、ここまでは両者にそれほど違いがありません。しかし、その活用の仕方に決定的な違いがあるのです。

サイン2:伝統的占星術とモダン占星術(4)

08 May 2010 19:10
前回の続き、古典(伝統的)占星術、モダン占星術、それぞれのサインの活用方法の違いを書いてみます。

今回は古典での用い方です。

古典では「火・地・風・水」を分類する要因や、「始め・中央・終わり」を分類する要因を重要視してサインを考えます。

すこし詳しく書きますと、火は「Hot & Dry」、地は「Cold & Dry」、風は「Hot & Moist」、水「Cold & Moist」という、ネイチャーの概念から決まっています。

そして、天体にも同じくネイチャーがあり、例えば「牡羊」は「Hot & Dry」の火のサインですが、そこに同じネイチャーを持つ太陽が位置していたら、太陽は持ち味を発揮しやすい状態と解釈できるわけです。

季節の「始め・中央・終わり」は「Moveable・Fixed・Common」と考えることもできます。夏の初めは、当初、春を感じさせつつも速やかに気温を上げていきます。つぎに、高い気温を維持する安定期間がしばらく続きます。そして、その後、秋を感じさせる日も交えながら夏が終了します。

言い換えれば、前の季節を断ち切り、季節の本番に向かう「始め – Moveable -」を強い影響力。その季節らしい「中央 – Fixed -」を安定・持続した影響力。次の季節が見え隠れする「終わり – Common -」を弱い影響力。いかがでしょうか?

もちろん、そのサインが示す、場所、国、疾患、身体的特徴なども、占う内容によっては、たいへん重要になります。しかしながら、まずは、上に記した区分によるサインの性質と天体、ハウスとの関係性です。個々のサインの意味合いを必要以上に重要視することはありません。

サイン3:伝統的占星術とモダン占星術(5)

08 May 2010 19:10
今回はモダン占星術でのサインの用い方です。

前回のような区分をモダンでも、もちろん行ないます。ただ、それなのに、各々のサイン固有の事象を、より優先させて解釈する占星家が多いように見受けられます。日本語で書かれているモダン占星術のテキストの多くが、サイン重視で書かれていることに起因するのでしょうか。もちろん、全てではありませんよ。

そして、モダン占星術のサイン偏重が、逆にハウスを軽視していると思わせる状況を生んでいるようです。また、俗にいう「星占い(12星座占い)」も、出生時に太陽がどのサインに在ったか、を中心に判断していますので、一般的にも「そういうもの」と思われても仕方ないことかもしれません。

天体、サインと続きましたので、次回はハウスについて書いていこうと思います。

ハウス1:伝統的占星術とモダン占星術(6)

08 May 2010 19:10
今回からハウスについて書いていきます。

ハウスは、占う対象の場所と時間によって計算され、そのほとんどは反時計回りに12に分割されます。その計算方法は、様々な手法がありますが、伝統的占星術(古典)では、過去の文献のほとんどが「レジオモンタナス」を使用している事から、それを使っているようです。

現代占星術(モダン)は、占星家によって用いるハウスシステムが違います。また、占う内容で併用される方も見受けられます。先の「レジオモンタナス」や「プラシーダス」「キャンパナス」「コッホ」「イコールハウス」「ホールサインハウス」「ソーラーハウス」など様々です。最近は「コッホ」を薦める文献も多いようです。

その分割したハウスの境界線を「カスプ」と呼びますが、ハウスはカスプの5度手前から有効ということも知られています。ただし、正確に5度というわけではなく天体の強度なども考慮しなければなりません。

ハウスは、起こりうる事柄や過去の事柄、人物、物などを表します。古典ではハウスの理解を高く求められます。反面、モダンではサインほどに重要とされていないのかも知れません。なぜなら,結果に反映されていないように思える鑑定例も見かけなくは無いのです。

ハウス2:伝統的占星術とモダン占星術(7)

08 May 2010 19:10
ハウスの続きです。

前回、ハウスは、起こりうる事柄や過去の事柄、人物、物などを表すと書きましたが、すこし具体例を書いてみます。

よく言われているのが第4ハウスです。古典では、父親や両親を表します。このハウスの副支配星(コ・シグニフィケータ)が太陽である事からでしょうか。モダンでは、母親を表すとされています。4つ目のサイン「蟹(支配星は月)」の影響を受けているのでしょうか。これでは、ハウス=サインということになりかねず、ハウスを無視していると言わざるをえません。

第5ハウスも違いを感じるハウスです。恋愛関係をこのハウスで見ることの多いのがモダンです。このハウスは、喜びや快楽、スポーツ、SEX、子供などを表しますが、古典では恋愛など愛情問題は第7ハウスで見ます。自分自身を表す第1ハウスに対して、対になる第7ハウスに注目、というわけです。

他にもハウスにはJoyと呼ばれるものもありますが、モダンで考慮することは,ほとんど無いようです。

アスペクト1:伝統的占星術とモダン占星術(8)

08 May 2010 19:10
今回はアスペクトについて。

アスペクトとは2つの天体のおりなす角度を言うのですが、このアスペクトも古典とモダンの違いを感じさせる部分です。

そもそも、古典でアスペクトと認められるのは、セクスタイル(60度)、スクエア(90度)、トライン(120度)、オポジション(180度)の4つです。また、2つの天体が重なる状態のコンジャンクション(0度)もありますが、これはアスペクトではありません。コンジャンクションです。ただ、アスペクトとともに語られることが多いのは,似たような解釈が出来るからでしょうか。

先にあげた、4つが(広義の意味で、コンジャンクションも含めて)メジャーアスペクトと呼ばれますが、モダンではさらに、30度、45度、72度、135度、144度、150度などもマイナーアスペクトと呼ばれ、使用されることも多いです。

共通のメジャーアスペクトの用い方にも違いが見られます。

アスペクト2:伝統的占星術とモダン占星術(9)

08 May 2010 19:10
アスペクトの続き。

モダン占星術では,2つの天体間の角度によってのみアスペクトが確定します。また,オーブという,許される許容範囲はアスペクト毎に設定されます。例えば「トラインのときはプラス・マイナス8度( 112 <– 120 –> 128 )」のように。

伝統的(古典)占星術では,アスペクトは2つのサイン間に存在します。スクエアであれば,牡羊に一方の天体があるとき,対する天体は,蟹もしくは山羊にある場合に限られます。ネイチャーを重視しているのです。(ネイチャーについては,伝統的占星術とモダン占星術(4)に書いてます)

Hot & Dry(火)の牡羊と,Cold & Moist(水)の蟹では,正反対の性質となります。山羊も Cold & Dry(地)と,ホットに対してコールドと,あまり同調できそうにありません。セクスタイルとトラインでは,一般的にトラインの方が好ましいアスペクトとされるのは,全くおなじネイチャーを持っているからなんですね。ですが,角度は 120度に近い場合でも,どちらかの天体がサインの境界付近では,同一のネイチャーでないことも多く,トラインと認められない場合があります。

そのうえで,角度が 120度になったとき,トライン完成となります。まず,サイン間での完成,次に天体間での完成というわけです。

アスペクトの本来の考え方を知れば,角度だけで決まるモダンの用い方は,腑に落ちないと感じてしまいます。

また,古典では,オーブは天体毎に設定されており,「太陽と月のトライン」と「太陽と水星のトライン」ではオーブの幅が違います。なお,オーブの幅は,モダン,古典ともに一定の基準はあるものの,絶対の数字があるわけではありません。

ディグニティ:伝統的占星術とモダン占星術(最終回)

08 May 2010 19:09
細かく書こうと思えばいくらでも書けそうなのですが,今回で一応の終了といたします。さて,その最終回のテーマは「ディグニティ」です。

古典占星術に詳しい方以外の,多くの方には聞き慣れない言葉だと思います。「品位」と訳されることが多いようです。天体は,位置するサインと度数によって品位(点数)が決められ,強度を計算します。そのために用いる「ディグニティ表」と呼ばれるものがあります。このスコアも数種類あり,占星家によってどれを使うか違い,計算結果が違ってきます。

モダン占星術では,ほぼ忘れられた技術となっているようです。使わないと公言されている占星家もいらっしゃいますね。これは,モダンでは活用するルールが確立されていない(あえて確立しなかった?)ことが原因だと思われます。そもそも,ディグニティ表では土星以降の天体を使いませんので,使うに使えない状況とも言えます。

ただ,完全に無視されているかと言うと,そうではありません。ディグニティ表で最高得点である「HOUSE OF PLANET」などは,サインのルーラ(支配星)として影響を与えています。それに関連して,2つの天体がお互いのサイン(HOUSE OF PLANET)に位置するとき,ミューチュアル・レセプションとなり,鑑定に影響を与える場合があります。

これまでのディグニティは,エッセンシャル・ディグニティについて書いてみました。その中には,エッセンシャル・ディビリティと呼ばれるものもあります。エッセンシャル・ディグニティがプラスの影響なら,エッセンシャル・ディビリティはマイナスの影響を与えると言えます。

また,アクシデンタル・ディグニティという,ハウス位置や天体の速度,太陽とのコンジャンクションの状態などで天体の強度を計算するものもあります。これも辛うじて「コンバスト」など,いくつかがモダンでも使われる程度です。

最後はサラッと流しましたが,伝統的占星術とモダン占星術(本来は伝統的や古典に対して現代とした方が良かった?)の違いが,少しでもお分かり頂けましたでしょうか。なお,優劣をつけるつもりは全くありません。ただ,私の比較的得意な分野の伝統的占星術に肩入れされた文章であったことは否定いたしません。今後は時間が許せば伝統的占星術にフォーカスして書いていこうと思います。

伝統的占星術とモダン占星術(番外編)

08 May 2010 19:00

肩入れしているのは,伝統的(古典)占星術というのは,先に述べたとおりなのですが,占星術に興味を持ったきっかけは,当然,モダン占星術です。「当たってる。凄い!」という経験が少なからずあるわけですね。そして,それは,私,個人に発せられた鑑定ではなく,不特定多数へのレポートや,Webやメールの読者にあてられたものでした。それゆえ,受け取る側の解釈いかんで,当たったか否かの判断も違ってくるわけです。とはいえ,いまでも,そのWebにはお世話になっていますし,届くメールも楽しみにしています。

じつは「当たってる」という感覚を持つ前から,独学でモダンの技術を学んでいました。日本語で読める主だった入門書の類いは,ほとんど読んだでしょうか。しかし,学べば学ほど自分のイメージと違ってきたんです。当たる,当たらないではなく,辞書的な内容に始終する,その書籍(手法)にでしょうか。

そこから,模索していくうちに伝統的占星術に出会うことになりました。当時,日本語で読めるテキストは皆無で洋書を読むことが,この世界の王道のようでした。それは現在でも,ほとんど変わっていません。しかし,英語がほとんど理解できない私にも残された道がありました。それは,伝統的占星術を熟知した然るべき先生に教わることです。幸い,その点には恵まれることが出来ました。まだまだ先は長いですが,こうして居られることに感謝して努力を続けていきたいと思います。

再び文学賞を受賞できますか? いつごろですか?

06 Oct 2010 19:15 カテゴリ:未来への希望,栄誉

ご依頼の内容

学生のときにちょっとした文学賞を受賞して以降、文学の方面でなかなかぱっとしません。

現在アマチュアなので、もう一度文学賞を獲って作家としてやっていきたいと思いますが願いは叶いそうでしょうか。

作家としてやっていくこと、と文学賞を受賞することはまた別の問題なのかもしれませんが、いろいろと閉塞を感じている中、とにかく文学賞というきっかけがまずは欲しい、そしてその先に、小説を仕事にして行くことができれば…と思っています。

まずは作家になるためのよいきっかけ(文学賞受賞など)は得られるでしょうか。

叶うならそれはいつごろでしょうか。

鑑定、よろしくお願いいたします。

— 返信 —

まずは作家になるためのよいきっかけ(文学賞受賞など)は得られるでしょうか。 叶うならそれはいつごろでしょうか。

と,いうことですので,質問を整理するという必要もないようです。

「ご本人」と,文学賞の受賞などをきっかけにしたいとのことですから「名誉」について,中心に見ていきたいと思います。

上記でよろしいでしょうか?

なにか違和感はございませんでしょうか?

このままで問題がないのであればメールを確認し,内容を理解した

「20xx年xx月xx日 XX:08:52 佐賀市」でチャートを建てたいと思います。

2010年 10月06日(種別:未来への希望,栄誉)

鑑定結果

はじめに……
括弧で囲まれた箇所は,それを導いた理由を私が分かりやすいように記していますので,意味を捉える必要はありません。読み飛ばして頂いて構いません。

今回のチャートでは,太陽が,ご依頼者本人を表しています。自己表現を表す天体でもあります。金星が業績や名声を,月が希望や幸運,他者からの称賛を表します。現在,望まれている文学賞の受賞ということでは,金星と月は同じような意味を持つと考えて良いでしょう。

太陽と金星,もしくは,太陽と月のアスペクト/関わり合いが重要となります。

まず,太陽と金星ですが,残念ながらアスペクトはありません。これは現段階では何も起こらないということを表しています。しかし,潜在的に○○○○さまと受賞や業績には好ましい関係があります。ただ,いまは,一時的にその時期ではないようです。(Fall)

これまでも,対人関係,健康問題,心配事,逆に他の楽しみなどがあって,集中できなかった可能性もあります。(土星の意味と,セパレートのコンジャンクション)

次は,太陽と月です。アスペクトはありますが過去のものです。ホラリー占星術で期間を占うことは出来ますが,非常に難しい部分です。過去の受賞や評価を得たのが,7~8年前だったのではないでしょうか? 期間の単位は「月」「週」「日」と置きかえて頂いても構いません。(土星とのアスペクトで長いスパンで判断)

上記のように,太陽とのあいだに有効なアスペクトを作る天体がないことから「文学賞などを受賞できますか?」と問われたら,「現在のままでは無理でしょう」と答えることになります。

しかし,チャートの出発点(Asc.)と,各天体にはフォローする恒星が近くに存在しています。恒星は遠く遥かで光を放っていますから,恒星の影響がでるまでは時間がかかるとされています。このチャートでは恒星の影響,それを期待しても良いのではないかと思わせます。なぜなら,本人,成功,幸運を表す3つのファクターそれぞれに良い意味の恒星が,完全とは言わないまでもコンジャンクションしているのですから。これは,そうあることではありません。

金星にタイトに接近中の火星があります。その場合,火星にも意味が込められていると解釈します。このチャートでの火星の意味はハウス3の「情報,書籍」のほか,「思想,哲学,出版業」,同時に「結論」の意味とも取れます。(ハウス9,ハウス4 のロード)

火星と金星からは,2年以内に受賞や出版があると読み取れます。太陽とハウス10にある PoF/幸運なポイントからは3年以内です。PoFのディスポジタ/PoFの位置するサインのルーラの水星の状態もよく,資産を表す位置にあり,その面でも期待できると思います。が,しかし油断だけはしてはなりません。(水星の性質とエクストラ・コンディション)

直近で太陽の状態が良くなるのは,現在の天秤,次の蠍を抜けて射手に入ってからです。11月23日までは調子が上下する不安定な時期でしょう。

最終的な結論としては,太陽に接近する金星も月もありませんから,このチャートで正確な時期を判断することは出来ません。いま,焦っても状況は変わらないと思います。しかし,時間はかかるかもしれませんが,準備を進めていけば追い風は吹くでしょう。ご自身でタイムリミットを決めて入賞や出版を目指しては如何でしょうか? 可能性はあると思います。

以上です。

チャート

少々,専門用語も織りまぜますが,詳しく理解する必要はありません。あくまで,鑑定の道順,根拠を示したものです。また,道順ですから,途中の過程での文言で一喜一憂しないでください。過程と結果は必ずしも一致しません。そこを誤解しないよう,よろしくお願いいたします。

なお,ご存じかもしれませんが……

「ハウス」はチャートを中心から12等分した1つひとつです。等分ではありません。

「サイン」は等分に12分割されています。牡羊,牡牛,双子…… 一般的に云われる「12星座」の1つひとつです。

チャートでは,外側にサイン,内側がハウスとなっています。鑑定結果だけを読んでもらっても構いませんが,かんたんな解説も交えて書いていきますので,読み返す際にでも読んでいただけたら嬉しく思います。

鑑定の下準備(1)ラディカリティ

最初に,チャートが有効かどうかをチェックします。ラディカリティのチェックと言いますが最後の3行だけを読んでいただいてかまいません。

  • アワー・ルーラとアセンダント・ロードが一致している。
  • アワー・ルーラとアセンダントのトリプリシティが一致している。
  • アワー・ルーラとアセンダント・ロードのトリプリシティが一致している。
  • アワー・ルーラのサインとアセンダント・ロードのサインのトリプリシティが一致。
  • アワー・ルーラがアセンダント・ロードを支配している。
  • アワー・ルーラのサインとアセンダント・ロードのサインが一致している。
  • アワー・ルーラとアセンダント・ロードのネイチャーが一致している。
  • アワー・ルーラとアセンダントのサインのネイチャーが一致している。
  • アワー・ルーラのサインとアセンダント・ロードのサインのネイチャーが一致している。

上記より,チャートはラディカルです。

ただし,アセンダントが28度とサインの後半・境界近くであるため,依頼者の焦燥感も感じられ,かならずしも適切だとは言いきれません。

鑑定の下準備(2)シグニフィケータ

☆ 依頼者(以下,カレント)は,

「ハウス1」の始まりの線(カスプ)の,サインの支配星(ディスポジタ)を,表示星(シグニフィケータ)とします。(もっと専門的に言えばアセンダント・ロード)

また,「ハウス1」位置する天体と,ほかで使われていなければ「月」も副表示星(コ・シグニフィケータ)となりえます。

今回で言いますと「ハウス1」のカスプは獅子ですから「太陽」が表示星で,○○○○さまを表すということです。「月」を副表示星とするかはこの段階では保留します。「ハウス1」には天体は存在しません。

☆ 名声,成功,業績,仕事は,

「ハウス10」が受け持ちます。カスプは牡牛にありますので「金星」が表示星です。ここにも天体はありませんが,PoF(パート・オブ・フォーチュン)があります。その場合,ディスポジタである「水星」の状態を見る必要があります。状態はとても良いのですが,エクストラ・コンディションと呼ばれる状況でもあり不安定な要素もあります。

☆ さて「月」ですが……

月が「ハウス11」に位置しています。そして,ハウス11の支配星(ディスポジタ)も「月」です。このハウスの意味するところは「友人,信用,幸運,他者からの称賛や非難,支援,希望,刺激」などです。質問の内容から「月」はカレントの副表示星にするより,幸運,他者からの称賛,希望などを表すとしたほうが適切だと感じました。

下記にまとめます。

太陽:カレント(ご本人)
金星:名声,成功,業績
月:幸運,他者からの称賛,希望,刺激

鑑定の下準備(3)ディグニティ

各表示星の状態を見ていきます。天体のコンディションが悪いようでしたら,たとえ,そのあとの鑑定で良いことが暗示されても,差し引く必要があります。チャートの右に載せているディグニティ(品位)表をもとに計算します。

「太陽」の状況はペレグリン(詳細は割愛いたします)と良くありません。フォールの位置で,持続性はないものの落ち込んでいます。それをフォローするのが「金星」ですが,これは次項で。太陽は「ハウス2」に位置。

「金星」も良いとは言えない。良いのと悪いのが同居しています。最終的にマイナスを与える可能性。しかし,ヘイズと呼ばれる好ましい状態でもあり,これが救う可能性もあります。また,恒星の「Alphecca(理想主義,精神的,素敵,愛らしく,洗練,上品,知的)」とコンジャンクション(ほぼ同じ位置)です。金星は「ハウス3」に位置。

「月」はとても良い状態で「ハウス11」に位置。恒星の「Sirius(高い野心,プライド,激愛,視点)」に,その差 1.44度と比較的接近している。

鑑定の下準備(4)レセプション

表示星同士の係わりあい(支配関係)を見ます。レセプションと呼ばれます。この部分は,お互いの内面的な部分にフォーカスします。恋愛でいうならお互いの感情です。ただし,告白するとか,付き合いが始まる,振られるなどの,今後の動向は別の問題となります。

支配というと,表現が硬いですが,レセプションという「迎える/責任を持つ」イメージで構いません。支配を受ける側も「招かれる/委ねる」イメージで。言葉の上では,支配する側が優位に立っている感じも受けますが,基本的に嫌いなひとには招待状は送りませんよね。また,嫌がる相手の招きは辞退も出来ます。つまり,支配関係があるということは,どちらにとっても肯定的に捉えることが出来るのです。

「太陽/カレント」を中心に見ていきます。

太陽は,金星を(ハウスとタームで)見ています。これは金星が,高い関心で太陽を支配しているということです。また,月も(フェイスで)見ていますので,月からも微力ですが支配されています。しかし,太陽の状態が思わしくないのは前述したとおり。

言い代えれば,○○○○さまが受賞を強く望んでいる状況が見てとれます。しかし,それを受け入れるだけの態勢が出来ていないのかもしれません。

「金星/名声,成功,業績」を中心に見ていきます。

金星は,太陽を高い関心とはいえませんが(フェイスで)見ています。月とは,お互いが見ています(トリプリシティでのミューチュアル・レセプション)。しかし,月は同時に(継続性はあまりないですが)マイナスを与える立場でもあります。そして,金星の状態も,ヘイズですが,あまり良くないのは前述。

受賞(出版することかもしれません)するということと縁がないわけではないようです。

「月/幸運,他者からの称賛,希望,刺激」を中心に見ていきます。

月は,金星を(トリプリシティでのミューチュアル・レセプションで)見ています。
月は,太陽を見ていません。

つまり、月が意味することが「太陽/カレント」へ向かっていないと読めます。

鑑定の下準備(5)アスペクト

表示する天体を選び,状態を確認して,内面にフォーカスしたら,いよいよアクションとなります。それには,アスペクトという表示星の結びつきを見ます。伝統的な占星術で用いるアスペクトは4つです。

また,アスペクトではないのですが,似たように解釈できる「コンジャンクション(0度)」もあります。

  • コンジャンクション(0度)
  • セクスタイル(60度)
  • スクエア(90度)
  • トライン(120度)
  • オポジション(180度)

これから,正確なアスペクトを完成させにいく場合(アプライ)は,これから起こることを,アスペクトを完成した後に離れていく場合(セパレート)は既に起こったことを表すとされます。アスペクトがない場合は,現時点ではなにも起こらないと考えられます。

天体にはオーブと呼ばれるアスペクトを形成する際に許される範囲が認められています。それは天体によって違っています。けっしてアスペクトの種類によって決まっているわけではありません。

ここでは表示星と関係のあるものだけを羅列します。

・太陽 non 金星
・太陽  90 月    82.30  7.30 Sep -9/+8
・ 月 120 金星  116.29  3.31 Sep +8/-2
————————————————–
・太陽  0 土星   0.38  0.38 Sep -9/+7
・金星  0 火星 S  1.03  1.03 App -2/+8
・ 月 120 火星  115.26  4.34 Sep +8/+8
・ 月  90 土星   81.52  8.08 Sep +8/+7
————————————————–
・太陽 Par 土星     0.15
・金星 Par 火星     0.19
————————————————–
・太陽 120 PoF S 122.15  2.15 App
・金星  0 Alphecca 0.00  0.00
・ 月  0 Sirius  1.44  1.44
・ Asc  0 regulus  1.16  1.16

このまま,この仕事を選んでいいですか?

06 Aug 2010 05:24 カテゴリ:仕事

ご依頼の内容

9月の正式雇用に向けて試用期間中である女性からの鑑定依頼です。ちょうど1ヶ月が経過した頃で,職場の堅い雰囲気にも馴染めず,自信も揺らぎ精神的にまいってる様子でした。

  1. このまま,この仕事を選んでいいのか?
  2. 選んだとしたら,職場に馴染めるのはいつごろか?

この2点に関して鑑定いたしました。

2010年 7月19日(種別:仕事)

総じて(ディグニティ・レセプション・アスペクトを通して)

現在の職場には望まれているのではないでしょうか。あなた(火星)の気持ちもおっしゃるように仕事へ向かっています。その水星は孤立(他の天体とアスペクトがない)していて,状態(品位)もそう良くありません。水星を支配している太陽の状態もよくありません。そして,現在のアスペクトからは,仕事との関係はあまり発展的には見えません。セパレート・過去のものと映りました。現在が正式な就職であれば問題ないと思いますが,9月に正式契約ということですから,引っかかるものがあります。

しかし,チャートの特徴でもありますが,アセンダントと月がヴァイア・コンヴァスタと呼ばれる位置にあります。そして,アセンダントの度数が極めて若い(サインを変わったばかり)です。これは相談者の焦燥感と,鑑定の時期がまだ早い,熟していないとする場合があります。しかし,チャートをチェックしてラディカル(有効)と判断した為,鑑定を行いました。なにより,あなたの内心を表したチャートではないかと思えたからです。

それでも判断を下すのはもう少しあと,冷静になってからのほうが良いのかもしれません。

また,新しい環境という意味で「ハウス7」のロード,金星を見てみます。すると,火星と月をトリプリシティで見ています。そして,月とのアスペクトはセクスタイル(60)のアプライ(接近),差は3:54度で,期間でいうと3-4週間後でしょうか。

この新しい環境が,9月に正式雇用となる現在の職場か,また別の職場なのかは現在では分かりません。しかし,ハウス11に金星があるということは,ハウス10(職業・職場)の第2の選択肢と考えることも可能です。現在の職場との繋がりに発展的なアスペクトが無いことですし,じゅうぶん考えられます。(2つのどちらがいいですか? という質問であれば,間違いなくそう考えるでしょう)

思い当たることがあればそちらの可能性が高いです。話が飛び込んでくる場合もあるかもしれません。しかし,たとえどんな鑑定結果が出たとしても努力なしで得られることはありません。常に自分なりのベストを尽くすことが大切です。

火星と金星がコンジャンクションするのが8月中旬です。9月よりはやく訪れます。

また,ハウス6は相手に起因する悩みや健康を表す場所です。通常,幸運とはいえない場所です。そのハウス6の線上(カスプ)に,木星がほぼ重なっています。木星が示すものは,ナチュラル・ルーラである流動的な財産かもしれません。他にもトリプリシティでの木星をルーラ(支配星)とするハウスが複数あります。しかし,ここは相談の中心でもあり,コ・シグニフィケータが入っているハウス10の仕事とするのが自然です。仕事が起因する悩みということです(木星は獅子のトリプリシティ)。ハウスとトリプリシティの双方でルーラのハウス3の(両親以外の)家族を表す印象も強く「仕事=あくまでも家族を養うための収入を得る手段」と捉えてもいいでしょう。

もうひとつ,今回,カレント(質問者)を表す火星のアンティシア(天体の影だと考えてください)が,ハウス6カスプ(ハウス6の始まりの線上)の1:29度差にあります。シビアに見るならばその差は1度以内を有効としますが,頭痛や片頭痛など,頭や顔に関する疾病,発熱を示す牡羊にあり,体調が優れないことを,じゅうぶんに表していると思います。

鑑定結果

鑑定するのが早い可能性もあり,焦ることは禁物なのですが,上記に頷けることが多々あるようでしたら,チャートは有効ということです。新しい職場を探す方向で考えてみては如何でしょうか。

注意

チャートと詳細を記します。

ひとつひとつが意味を持っていますが,各々をピックアップして一喜一憂しないでください。その解釈の仕方は間違いのもとになります。また,学習しようにも信頼のおける日本語の書籍は今のところ見当たりません。Webも伝統的占星術の基礎知識なくして参考になるサイトは存じません。あえて載せたのはおおよその手順を示したかったからです。サンプルを見ただけで理解できるほど簡単なものではありません。興味を持たれた方は信頼のおける先生について学習することをおすすめいたします。(私は人さまに教える立場ではございません)

チャートの特徴

昼のチャート
アワー・ルーラ:水星
アセンダントが Via Combusta
アセンダントの度数が 0:10 と若い(鑑定の時期としては熟成していない可能性)
アセンダントがDark(問題の解決が困難を示す場合があります)
月が Via Combusta
木星が「ハウス6」のカスプにコンジャンクション。

ラディカリティ

  • アワー・ルーラのサインが,アセンダント・ロードを支配
  • アワー・ルーラと,アセンダント・ロードのサインのネイチャーが一致
  • アワー・ルーラのサインと,アセンダント・ロードのネイチャーが一致
  • アワー・ルーラが,アングルに位置
  • アセンダントと,アセンダントに関係のある天体がアスペクトしています

上記より,チャートはラディカルです。

Via Combusta の「月」と,若い度数のアセンダントには注意が必要ですが
依頼者の心境を表しているとも言えます。

シグニフィケータ

カレント(依頼者)

火星 :ハウス1・ロード
月  :in ハウス1(コ・シグニフィケータ)

ケジテット(職業・仕事)

太陽 :ハウス10・ロード
水星 :in ハウス10(コ・シグニフィケータ)

ディグニティ&レセプション

火星
23乙女29,ハウス11,( 3 13 16 )
Afflicted,Swift in Motion

トリプリシティ(共通)でディグニティを得ています。
太陽は見ていませんが水星をハウス,エキザルテーション,フェイスで見ています。
強く必要としている状態です。


05蠍46,ハウス1,( -1 12 11 )
Via Combusta,Swift in Motion,Day Ruler,In Conjunction Alphecca

トリプリシティ(共通)でディグニティを得ていますが,同時にフォールの位置です。
必ずしも状態は良くないです。
ヴァイア・コンヴァスタでカレントの焦り,フォールで不安があると読み取れます。

太陽
26蟹24,ハウス9,( -1 0 -1 )
Peregrine,Joy by House,In Halb,Culminating,In Conjunction Procyon

ペレグリンで,状態は良くありません。

火星をトリプリシティ(共通)で見ると同時にフォールしています。

月をハウス,トリプリシティ(夜),フェイスで見ています。

職場はカレントを必要としていながらも,いま現在(鑑定依頼時)カレントには好ましくない状況でしょう。

また,太陽を支配している月もヴァイア・コンヴァスタと状態は良くありません。

プロキオンとコンジャンクション。
(饒舌,毒舌,機械的な能力,議論好き,頼りない,無遠慮を示します)

水星
16獅子55,ハウス10,( -5 17 12 )
Peregrine,Extra Condition,Swift in Motion,Hour Ruler

ペレグリン,エクストラ・コンディションで状態は良くありません。

火星も月も見ていません。

木星

(ハウス3,ハウス5のロードとして)
(ハウス3,ハウス4,ハウス6,ハウス9,ハウス10,ハウス12のトリプリシティとして)

03牡羊22,ハウス6,( 9 7 16 )
Almuten of Figure,Stationary,Afflicted
太陽とエキザルテーションでのミューチュアル・レセプション

PoF
09水瓶32,ハウス4,( * 9 9 )
支配する土星はペレグリン,29乙女48,ハウス11
土星を支配するのは水星

アスペクト

シグニフィケータ同士

火星 60 太陽  57.05,2.55,Sep,

火星 S/H(Middle / Middle = Week)
太陽 S/H(Short / Long = Week)

セパレートなので,3-2週間前にカレントと仕事ととの関係が崩れた,嫌に思った,もしくは3-2ヶ月前に仕事の話が合ったと考えられます。

太陽のレセプションから見て職場には望まれる人材と読めます。

月と太陽は同じトリプリシティですからスクエアの条件にはあたりません。

水星にアスペクトはありません。

Webサイトをスタートする時期は?

23 Jun 2010 14:30 カテゴリ:ホラリー・イレクション

はじめに

この鑑定は,私がこのサイトを起ち上げるために行ったイレクションです。イレクションに正解はありません。解釈の仕方は幾通りもあります。

また,時間に制限がなければ,もっと好ましい時間を探ることが出来るかもしれません。いや,出来るでしょう。ただ,それが10年後では私にとって意味を成しません。

例えば,ほかの占術で「今年は動く年ではない」と言われるかもしれません。ほかの占術を否定するつもりはありません。しかし,忙しい現代人にとって,それでは「何も出来ない」と感じることも多いのではないでしょうか? それなら割り切って「その中で好ましい時間帯は?」というのが,私のスタンスです。

なお,サンプルとしていながら,文章中に使われている用語等の説明はほとんどしていません。鑑定中の考え方を述べていると思っていただければ幸いです。(個別のご依頼であれば,分らない部分へのご質問に対しては出来るかぎりお答えしますが,それでも全部をご理解して頂けることは難しいと感じています)

質問の内容

ホラリー占星術を中心としたWebサイトを始めるにはいつごろが良いでしょうか? メールでの鑑定を中心に考えています。俗にいう大成功は望みませんが,永く継続して活動できるだけの収入を得られることが信頼と技術の裏付けだと考えています。2010年6月中,出来れば早い段階でスタートできることを望みます。

2010年 6月10日(種別:イレクション)

現在(2010610日)のチャートの特徴

まず,目に付くのは木星と土星のオポジションです。すでにセパレートであり,真夏と真冬のような極端な関係でもありません。単純にアフリクトと捉える必要はないでしょう。どちらも重い天体であることから,期間内でのアスペクトの変化は小さなものとなります。

同じく木星と太陽がスクエアです。これは,アプライであることから今後の動向に注意する必要があります。ホラリーの場合,アスペクトがあることが重要なことも多いですが,イレクションとなれば出来るだけスクエアは避けたいところです。

重きをおくハウスと天体

質問の内容から,カレント(質問者)を表す「ハウス1」,仕事を表す「ハウス10」,カレントの資産を表す「ハウス2」を最重要に考えることにします。

同時に,関わる人々を表す「ハウス7」,コミュニケーションと,インターネット・メールを駆使するという意味でも「ハウス3」,幸運を表す「ハウス11」は,アンギュラー・ハウスの次であることから,仕事の対価とも考えられます。ここも疎かにはできないでしょう。そして,占星術ということで「ハウス9」も強められれば言うことはないでしょう。

ハウス内に存在する天体に注意するだけでは不十分です。より大切なのは「ハウス・カスプが指し示すサインのルーラ」(ロード)です。それがハウスのシグニフィケータ(表示星)となります。当然ながら,サインとハウス・カスプが移れば,シグニフィケータは変化していくことになります。イレクションに時間が掛かる理由がここにあります。

ただし,期間内に全てが望み通りになることは稀です。妥協するポイントも必ず出てくるでしょう。逆に期間を設け,妥協することによって,悪戯に時間を消費しないというメリットもあります。その時間の中には鑑定に掛かる時間も含まれます。

プロセス

具体的には,現在のチャートを作り,そこから期間内のサイン,ハウス,天体の動きを,ひとつずつ見ていくことになります。最初は1日単位で全体を見渡し,徐々に間隔を短くしながら。そして,候補になり得ると思える時間帯があれば「品位(ディグニティ)」をチェックします。同時にアスペクトも細かく見ていきます。そこにはコンジャンクションする「恒星」や「アンティシア」も含まれることになります。

この作業は試行錯誤しながら数えきれないチャートを読むことになります。実際に詳細まで読むチャートはそれほどでもないのですが,そこまで絞るプロセスが重要となります。これをレポートに表すことは不可能に近いでしょう。

最終的に決定したチャートを載せます。その解説をもって,鑑定結果としたいと思います。

チャート解説と鑑定結果,そして雑感

最初に懸念された太陽と土星の関係を見ました。期間内に土星より軽い(移動スピードが速い)天体である太陽が水瓶から蟹へ移動します。土星は乙女を移動しません。伝統的な手法ではアスペクトはサイン間によって決まりますから,スクエアとは成りません。太陽が蟹へ移動した瞬間,乙女の土星とは「Cold」なサインで結ばれ親和性を持つからです。ディソシェート・アスペクト(やがてサインを越えれば完成するアスペクト)の反対ですから,最初からスクエアを考慮する必要が無いのかもしれません。しかし,その時点では反発する位置にあるわけですから無視するのも…… このあたりの判断は占星家によって違ってくるのだろうと思います。

それではその日はいつでしょうか? 太陽が蟹へ移動する日は6月21日です。しかし,その瞬間は月がバイア・コンバスタに位置しています。それが過ぎるのが23日へ日付が変わった頃。ですが,今度は,ボイド・オブ・コースです。

また,期間中に金星のアンティシアが,アルゴルとコンジャンクションする時期もありました。これも避けるべきでしょう。

それらをクリアしたのが,先のチャートです。

カレントのシグニフィケータは月です。自身をフォールしていますが,昼夜共通のトリプリシティでディグニティを得ています。ハウス5に位置し PoF とコンジャンクションしていることから,楽しく仕事ができるでしょう。

PoF のディスポジタは火星でハウス3に位置し,太陽とアプライのセクスタイルです。火星はハウス11のロードでもあります。昼夜共通のトリプリシティを得ていますが,同時に木星をデトリメント,金星をフォールしています。

太陽はハウス3のロードで,アセンダントにジャストのコンジャンクションです。コミュニケーション,メッセージ,ネット環境はカレントに向かっています。そして Fruitful サイン位置しています。流動性は味方になるでしょう。

ハウス2には金星が位置しています。ペレグリンで品位は高くありませんが,太陽とトリプリシティでのミューチュアル・レセプションです。ロードは月です。月は残念ながら金星をデトリメントしています。ベネフィックな金星がハウス2に位置することは基本的に良いことです。

仕事を表す,ハウス10のロードは木星です。グレーター・ベネフィックである,その木星がハウス10に位置し,とても良い状態(品位が高い)です。ヘイズでもあります。土星とのオポジションは既に書きましたが,太陽とのスクエアもあります。好ましくないアスペクトではありますが,木星を有頂天にさせないという意味で否定すべき状態ではないと思います。ほかにも木星は土星とパラレルであったり,アンティシアの関係です。ハウス7,ハウス9のロードの土星にとっても,良い影響を与えています。

カレントのシグニフィケータ(月)が,Fruitful サインに位置していることも,とても好ましいチャートです。

私は総合的に判断して「2010年6月23日(水曜日)午前 5時15分」にスタートを切ることにしました。アセンダントの度数が若いとか,土星をアングルに置くことに懸念を感じる占星家もいらっしゃるかもしれません。しかし,太陽をアセンダントに乗せ,あえて地上に置くことで太陽と木星を強めました。結果的に土星にも良い影響を与えることが出来たと思います。

20日間の一瞬を切り抜く作業は思いのほか時間が掛かってしまいました。それでも,注意深く見ることでしか得られないものがここにあります。

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